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祝『大正もののけ異聞録』発売12周年!
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    2月27日はガストが贈る新感覚ジャパネスクSRPG『大正もののけ異聞録』の発売日です。そこで、今年で発売12周年のもののけの思い出をちょっと振り返ってみようと思います。

    『大正もののけ異聞録』はもう10年以上も前のPS2のゲームですが、ネットなどを見ると今でも根強く支持していただける方もおられて嬉しい限りです。かくいう僕も支持者のひとりですが。

    もちろん自分がサウンド制作を担当してるというのは大きいですし、シナリオやキャラ、戦闘のかけひきなんかも好きですが、ちょっと変わった理由もあります。それはデバッグ。
    社内デバッグのとき、アトリエなんかだと実は僕はいっつも劣等生でして。調合とか頭使うの苦手で進めるのも遅いからなかなか高到達度のデバッグができないんですよ、情けないことに。でも、もののけは戦闘主体のシンプルなゲーム性のためかスムーズに進めて、珍しくデバッグにもそこそこ貢献できたと思いまして(笑)そんな点も思い入れのひとつです。

    ちなみにデバッグでは四季担当だったのでお気に入りキャラは四季。最終布陣はソウリュウx4。「真奈井四季とブルー・コメッツ」と呼んでいました。僕だけが。
    だって青い龍なんて中日ファンが選ばんわけにいかんでしょう。アマリュウもなんとなくシャオロンに似てるし。
    それはさておき、もののけの戦闘はいわゆる属性ジャンケンなので水属性のソウリュウばかりで固めると相性の悪い敵には極度に弱いのですが、そこは速攻で場の属性を調整して「津波」で一気に攻める、というのが僕の黄金パターンでした。

    BGMも手前味噌ながらどれもお気に入りです。八雲の戦闘BGM「虎落笛(もがりぶえ)」のイントロ他で三味線でスラッシュメタルのリフみたいなことやらせてて、スラッシュじょんがらと呼んでいました。僕だけが。
    打ち込みなればこそのムチャ振り・・いや手練れの奏者さんならできんこともないかな?わかりませんが。この曲だけでなく「氷面鏡(ひもかがみ)」の間奏部分とか「冬銀河」のサビ前のとか、ギターで言うところのストローク風にジャカジャカかき鳴らす感じが気持ちよくて好きですね。

    ちなみに僕の曲だと後にアルトネリコの戦闘BGM"Berserkr"とかアルトネリコ2のヒュムノスコンサート「焔」に収録のインスト曲"BASARA"でも三味線を入れてますね。もともと三味線大好きなので、アルトネリコが世界観的に和風テイストOKだったときにはしめた!と思いました(笑)

    というわけでやや脱線しましたが、発売12周年記念ということで『大正もののけ異聞録』の思い出でした〜。
    | 阿知波大輔 | 大正もののけ異聞録 | comments(2) | - | - |