無料ブログ作成サービス JUGEM
アトリエシリーズ20周年!おめでとうございます!
0

    本日2017年5月23日でアトリエシリーズの第一作「マリーのアトリエ〜ザールブルグの錬金術士〜」(1997年5月23日)発売から20周年!おめでとうございます!そしてシリーズを支えていただいたファンの皆様、お力添えをいただいたクリエイターの皆様、メディアや流通など関係者の皆様、本当にありがとうございます!

     

    アトリエシリーズといえば錬金術でアイテムをつくっていろんな問題を解決していくゲームですが、言い換えれば「発見と創造を誰かのために役立てる」ゲームだと思っています。そんな創造的なテーマをもつシリーズに長く携わってこれたことは僕の誇りです。

     

    なお嬉しいのは第一作「マリーのアトリエ」から参加させていただいていることです。どうしても続編タイトルが多くなりがちな昨今、こんなにも長く存続するシリーズの始まりに立ち会えたことは本当に光栄です。
    僕の主な担当は音楽や効果音、音声などサウンド関連の開発ですが、特に初期作では小規模な開発体制からそれ以外の作業をお手伝いさせていただくことも多く、シリーズ全体に大きな思い入れがあります。

     

    そして20年間でナンバリングタイトルだけで18作、携帯機タイトルなども合わせれば20作を軽く越えます。平均して年1作以上ということでこれはRPGとしては異例のハイペース。たくさん出せば偉いというもんでもなく、作るのも大変なら買って遊ぶのも大変です(笑)そんなペースを続けてこられたのはひとえにファンの皆様のご支持があったからこそで、開発する側としてはとてもありがたく、また誇るべきことだと思います。
    第一作から最新作までずっと楽しんでいただいている方や、今や親子2代でアトリエファンという方もおられるようで嬉しい限りです。

     

    僕は今では外部の協力スタッフという立場ではありますが、これからもお声掛けいただける限り全力で取り組んでまいります。そして僕自身もファンの一人として今後のアトリエにも大いに期待しています。
    皆様、今後ともアトリエシリーズをどうぞよろしくお願いいたします!

    | 阿知波大輔 | マリーのアトリエ | comments(0) | - | - |
    祝『大正もののけ異聞録』発売12周年!
    0
      2月27日はガストが贈る新感覚ジャパネスクSRPG『大正もののけ異聞録』の発売日です。そこで、今年で発売12周年のもののけの思い出をちょっと振り返ってみようと思います。

      『大正もののけ異聞録』はもう10年以上も前のPS2のゲームですが、ネットなどを見ると今でも根強く支持していただける方もおられて嬉しい限りです。かくいう僕も支持者のひとりですが。

      もちろん自分がサウンド制作を担当してるというのは大きいですし、シナリオやキャラ、戦闘のかけひきなんかも好きですが、ちょっと変わった理由もあります。それはデバッグ。
      社内デバッグのとき、アトリエなんかだと実は僕はいっつも劣等生でして。調合とか頭使うの苦手で進めるのも遅いからなかなか高到達度のデバッグができないんですよ、情けないことに。でも、もののけは戦闘主体のシンプルなゲーム性のためかスムーズに進めて、珍しくデバッグにもそこそこ貢献できたと思いまして(笑)そんな点も思い入れのひとつです。

      ちなみにデバッグでは四季担当だったのでお気に入りキャラは四季。最終布陣はソウリュウx4。「真奈井四季とブルー・コメッツ」と呼んでいました。僕だけが。
      だって青い龍なんて中日ファンが選ばんわけにいかんでしょう。アマリュウもなんとなくシャオロンに似てるし。
      それはさておき、もののけの戦闘はいわゆる属性ジャンケンなので水属性のソウリュウばかりで固めると相性の悪い敵には極度に弱いのですが、そこは速攻で場の属性を調整して「津波」で一気に攻める、というのが僕の黄金パターンでした。

      BGMも手前味噌ながらどれもお気に入りです。八雲の戦闘BGM「虎落笛(もがりぶえ)」のイントロ他で三味線でスラッシュメタルのリフみたいなことやらせてて、スラッシュじょんがらと呼んでいました。僕だけが。
      打ち込みなればこそのムチャ振り・・いや手練れの奏者さんならできんこともないかな?わかりませんが。この曲だけでなく「氷面鏡(ひもかがみ)」の間奏部分とか「冬銀河」のサビ前のとか、ギターで言うところのストローク風にジャカジャカかき鳴らす感じが気持ちよくて好きですね。

      ちなみに僕の曲だと後にアルトネリコの戦闘BGM"Berserkr"とかアルトネリコ2のヒュムノスコンサート「焔」に収録のインスト曲"BASARA"でも三味線を入れてますね。もともと三味線大好きなので、アルトネリコが世界観的に和風テイストOKだったときにはしめた!と思いました(笑)

      というわけでやや脱線しましたが、発売12周年記念ということで『大正もののけ異聞録』の思い出でした〜。
      | 阿知波大輔 | 大正もののけ異聞録 | comments(2) | - | - |
      「茶太 Works Best III」に"Cloudy"を収録していただきました!
      0

        2/12にティームエンタテインメントさんから発売される「茶太 Works Best III」に「メルルのアトリエ」挿入歌で僕が作詞作編曲を担当させていただいた"Cloudy"を収録していただきました!
        茶太さんの歌やコーラスは透明感があってすばらしいですね。そしてギター・ベースはおなじみDaniさんです。Daniさんは茶太さんの作品にもたくさん参加されているので相性は抜群!"Cloudy"を気に入られた方は茶太さんとDaniさんがコラボされている他の楽曲もぜひ聴いてみてください。

        さて、"Cloudy"は"Shiny""Windy"に続くお天気シリーズ(笑)のタイトルなのですが、どんより曇った空というわけではなくて夏の入道雲が広がる雲みたいなさわやかなイメージで、雲のように自由にどこまでも行ってみたいという(ゲーム開始時点の)メルルの願望を投影したつもりです。ただ、曇り空じゃなくてそういう「雲が広がる晴れた空」をCloudyと表現してもいいのか・・というのがわからなくて画像検索とかもしてみて、まあイメージどおりの画像がヒットしてはいるのでおそるおそる決定しました。でも思いっきり間違ってるかもしれん!英語が堪能な方にちょっと伺ってみたいですね。

        歌詞はお城を飛び出して見たことのない遠い世界に飛び込んでみたい、というメルルの心情をストレートに表現してみました。何でもできるような何もできないような、無謀とヘタレが共存したような青春時代特有の不思議な気持ち。大体はすらすらと書けたんですが一箇所だけ、2番の「通り過ぎてく/景色はいつも/抱えきれない/手紙のようで/瞬きもせず/見つめてたいけど/できやしないね/○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 」の最後のワンフレーズがいいのがでなくてちょっと悩みました。最後キレイに締めなきゃ・・みたいな意識から肩に力が入ってたんだと思うんですが、うんうん考えながらたまたまふっと見たTV番組のネタがツボにきて思わず笑ってしまって「ああ、これでいいや。『笑ってどうぞ』だ」という・・アホみたいな話ですが真実です。だからこれ「どうぞ笑って」の倒置じゃなくて「さあさあどちらさんも笑ってどうぞー!」とか、そっちのほうです。実は収録中にも茶太さんに確認されたんですが、あの時僕うまく伝えられていたのだろうか(笑)

        ちなみにこのCloudy、ゲーム内バージョンでは曲の構成が違います。(サントラには両方収録)最初のイベントでアールズのお城が出てくるので、それに合わせてもともとは後ろのほうにあった鐘の音のようなギターの輪唱(輪奏?)を冒頭部分にもってきました。このギターのフレーズは特に鐘の音をイメージして作ったわけではないんですが、イベントシーンとあわせてみると鐘の音に聴こえてきたので、ならば、と。映像にあわせてこんな感じに編集したりするのもまた楽しいですね。

        恥ずかしいんですが曲のほうの元ネタもちょっとばらします。
        冒頭部分のギターのアレンジで、右チャンネルがミュートピッキング、左チャンネルは同形のアルペジオを通奏的にくりかえします。これは僕の好きなあるバンドがかつて一度解散する前に出したラストシングル曲を意識しました。あまりに有名なバンド&有名な曲なのでハッキリとはばらしません!そういえば今年は午年ですねー。

        この曲、電車に乗って車窓の風景を眺めながら聴くとテンポがバッチリ合ってすごくいいんですよ。旅行や出張のときにいつも聴いてます。
        お天気シリーズタイトル、まだRainyとかSnowyとか残ってますね。いつか作るぞー。

        続きを読む >>
        | 阿知波大輔 | メルルのアトリエ | comments(0) | - | - |
        参加告知『アルノサージュ』『ガストゲームクロニクル』
        0

          参加告知です!
          株式会社ガストさんから3月発売予定の『アルノサージュ〜生まれいずる星へ祈る詩〜』で一部のBGM・SEなどの制作で参加させていただきました!今回はBGMだけではなくSEなどいろいろな音素材も担当させていただきとても楽しかったです。土屋ディレクターのプロジェクトだけあって楽しい音の仕掛けが満載!
          BGMの演奏陣ではおなじみマルチプレイヤーのDaniさんやメタルギタリスト平松俊紀さん、そしてヴァイオリニストの壷井彰久さんにも参加していただきました!
          もちろんいうまでもなく詩曲のほうも志方あきこさん、南條愛乃さん、みとせのりこさん、ORIGAさん、霜月はるかさんとめちゃくちゃ豪華!詳細は公式サイトなどでじっくりご覧ください。ちなみに一部の曲はコミケのガストショップ出張所でリリースされたプレサントラCD『Ar nosurge Genometric Concert Side.宙』で聴くことができます!

          そしてもうひとつ。書籍『20th Anniversary ガストゲームクロニクル 〜ビジュアル編〜』の同梱のCD「20th Anniversary GUST Special Album」に、拙曲をなんと7曲も収録していただきました!

          ・「好きだった絵本〜Vocal Version〜」(歌:みとせのりこさん)
          ・「My Silly Days」(歌:真理絵さん)
          ・「Cadena」(歌:山本美禰子さん)
          ・「LA FOLIA」(歌:霜月はるかさん)
          ・「EUSTOMA」(歌:霜月はるかさん)
          ・(インストアレンジ)「バウムクーヘン」(20th Anniversary Version)
          ・(インストアレンジ)「Eternal Story」(20th Anniversary Version)

          インストアレンジはガストサウンドスタッフの浅野隼人さんによるもので、どれも趣向を凝らしたすばらしいアレンジで必聴です!そしてラストの2曲、霜月はるかさんの「LA FOLIA」「EUSTOMA」は、それぞれボーカルベストCD『アトリエ・ヴォーカルヒストリア』と書籍『アトリエシリーズ・オフィシャルクロニクル』の特典CDに収録されていたレアトラック。こちらもぜひお楽しみください!

          続きを読む >>
          | 阿知波大輔 | アルノサージュ | comments(0) | - | - |
          怪獣映画が好き!
          0
            ゴジラが再度ハリウッドで映画化されるそうで!
            予告を見る限り、ゲームの「地球防衛軍」みたいに歩兵(飛んどるけど)が直接ゴジラとやりあう感じかな?雰囲気的には漫画「神の獣」っぽい感じもありますね。というわけで期待をこめて、こんな記事です。

            いい年して、怪獣映画が大好きです。まあ小2病の典型的な症状なので致し方ありません。ですが、いわゆる怪獣プロレスとかどいつが強いの弱いのってのはあんまり興味がなくて、いわゆるIFストーリー、ディザスタームービーとしての完成度が高い怪獣映画を観てみたいというのが願望です。
            もしもありえないくらい巨大で敵意があり、コミュニケーションもとれない生物?が現れたらどんなことが起こるのか、どうすればそれから逃げられてどうすればそれを排除できるのか、あるいはそいつの正体はなんなのか、というのをあれこれ夢想する楽しみの先に怪獣映画はあってほしいと思います。

            例えばここにマスターアップが数日後に迫ったゲームを開発中のあるゲームメーカーがあったとします。深い意味はありませんが仮にG社としましょう。そんなくそ忙しいときに怪獣なんてものが現れて会社に迫ってきた日にゃ経営者は、プロジェクト責任者は、現場スタッフはどんなことを考えてどんな行動をとるだろうか、とか。そんなIFストーリーの楽しさが怪獣映画の大きな魅力のひとつだと思うわけです。数日後に迫ったものはアイドルの解散コンサートでもワールドカップの決勝戦でも幼稚園の運動会でも、それぞれにおもしろいドラマが展開することでしょう。
            そういった意味では怪獣そのものの姿というのは別にスクリーンに出なくてもよいわけで、「大怪獣東京にあらわる」なんてそんな発想で作られた映画でした。おもしろかったです。

            一方で、もし人類を滅ぼしかねない超巨大生物なんてものが現れたら、それは人類がその英知を結集して遠慮なくボコボコにできる対象という稀有な存在になるだろうと思われます。日本も含め、たいていの国では厳しい財政の中でも軍事予算を割いてつねに新兵器を開発したり軍事的な訓練をしますが、それが運用される事態というのはもちろん極力起こって欲しくない。開発してるほうは少しでも高性能なものを作るべく日夜邁進しているのに、完成したプロダクトは無用の長物となってくれたほうが人々にとってはありがたいという二律背反な現実がある。
            だったらば、架空の純粋悪というかほとんど自然災害に近いものを創造してそいつを映画の中で大暴れさせれば、最新鋭兵器が遠慮なく全武装をぶっ放して思う存分活躍できる大義名分が生まれる。全人類共通の敵なんて、こんな都合のよい「的」はないわけです。見てるほうだっておお現代兵器やるじゃん!と気持ちよく映画を楽しめるんではないかと。まあお話の中のことではありますが。付け加えれば、怪獣に上記のようなアイデンティティをもたせた以上、「怪獣にだって命があるんだ!」とか「怪獣退治は本当に正しいことなのだろうか!?」とかそういうペラいアレ、いらんです。種としての存亡がかかっているときに天敵を気遣うアホはおらんので。

            さて、ディザスタームービーには沢山種類がありますが、地震、火事、台風、津波あたりの自然災害ものはレンジャーや乗り物くらいはかっこよく活躍できますが兵器・火器はとくにお呼びでない。隕石ものというのもありますがこれもあんまり火器で撃退というわけにはいかない。で、隕石ときたら次は宇宙人の襲来とくるわけでこれは昔から結構作られてきた。でもウェルズの「宇宙戦争」は基本的に人類は逃げ惑うばかりなのでパニックストーリーとしては面白いですがいまいち爽快感がない。「インデペンデンス・デイ」はやっつける爽快感はありましたが空中戦メイン。「マーズ・アタック」は・・ありゃ何だろう、いなたいマクロス?(笑)ほくそ笑んでしまうようなブラックな面白さはあれど爽快感とは違いますね。

            ここはやっぱり大地を揺るがして迫る「撃ちがいのある」大怪獣を10式、M1、レオパルド2、チャレンジャー2、ルクレール、T90、99式なんて面々が一同に会して主砲をぶっ放してやっつけた!やったぜ人類!という「MBTオールスターズDX」的な爽快感を味わいたいわけです。あ、申し遅れましたがわたくし戦車オタでもあります。
            ちなみに「怪獣が強力な磁場を発していて現代兵器が使えない!」とかそういういらん縛りはくれぐれもやめていただきたい。あと怪獣側に意外な弱点があってそれまでの経緯に関係なくコロッと勝てちゃいましたor自滅しましたばんざーい、なんてのもやめていただきたい。逆転のきっかけになるとか、それくらいならいいんですけど。
            基本的には真正面から総力戦でまわりの建物とか壮絶にぶっこわしながらボッカンボッカンやりあってほしいですね。日常で見られない光景ほど映画で見てみたいわけですから。あと、何らかの方法で怪獣の残り体力が分かって戦略立てながら戦うなんてのも「七人の侍」みたいでいいかも。

            今までの怪獣映画でダントツに好きなのは「ガメラ2 レギオン襲来」です。自衛隊がかっこいい!NTTありがとう!と怪獣者にも好評の映画だと思いますが、SFやIFストーリー、フェイクドキュメンタリー的なおもしろさもあります。自衛隊の出動を総理?が説明つきで要請するシーン、芝居がかってない感じがいいですね。ワイドショーの速報、ファミレスの窓の外を進軍する90式、パチンコ屋のネオンに群がる群体とか日常と非日常を混在させる演出もゾクゾクします。
            また、本来後ろ暗い戦争の道具たる戦車を戦車道という奇想天外な設定の中でかっこよく活躍させ、なんと青春ストーリーに仕立て上げてしまったアニメ「ガールズ&パンツァー」もすごくおもしろかったです。これなんかもうIFストーリーの極みという感じですね。怪獣でてこんけど。ゲーム版のガルパンにはモンハンみたいに怪獣相手にみんなで戦えるモードがあるとおもしろいんじゃないかなあ。

            あー書いた書いた。
            それでは新作ゴジラもおもしろい映画になることを願って、長文おしまい。
            | 阿知波大輔 | よもやま話 | comments(0) | - | - |
            いろいろ参加告知!
            0

               今日明日(11/20、21)と制作に参加させていただいた商品がいくつか発売されますので、まとめて紹介です!

              まず本日11/20に「新・ロロナのアトリエ はじまりの物語〜アーランドの錬金術士〜オリジナルサウンドトラック Re-Compilation」が発売されます!なっげえ題名だな!
              僕は追加キャラテーマとなる"Pilgrimage for rorona""潮風 for rorona""おひめさマーチ for rorona"のリアレンジと、新規制作のボス戦BGM"Ancient Flame"の作編曲を担当させていただきました。"Ancient Flame"はメタルギタリスト平松俊紀さんをお迎えした熱いバトルBGMです!

              そして新EDテーマ「もしも時を跳べたら」の作詞作編曲も担当させていただきました。今作はトトリ・メルルが未来からロロナの時代にタイムスリップしてくるという展開があるので、時間旅行をテーマにした歌になっています。ボーカルはつい先日めでたくLv.5にレベルアップされたばかりのあの霜月はるかさん、ギター・ベースはおなじみマルチプレイヤーDaniさんです。ちなみにオリジナル版EDの「不思議なレシピ」ももちろんゲーム・サントラで使用・収録されていますのでご安心を。

              そして「アトリエシリーズ ガストプレミアムライブ〜黄昏の世界の音楽会〜」のDVD/Blu-Rayも本日発売です。これは8月29日(木)渋谷CLUB QUATTROにて開催された同タイトルのライブを収録したものです。最新作「エスカ&ロジーのアトリエ」にボーカル曲をご提供いただいたチリヌルヲワカさん、いとうかなこさん、南壽あさ子さん、ACRYLICSTABさん、霜月はるかさんに加え、前作「アーシャのアトリエ」の主題歌「花標」を歌っていただいた野見山睦未さん、そしてアーランドシリーズ3作すべてのOPを歌っていただいた山本美禰子さんのパフォーマンスも収録!もちろんすべての楽曲はライブならではのアレンジです。そしてボーカル曲だけでなく、インストBGMも生演奏で多数収録!なんとあの「錬金少女メルルのうた」のインスト版も収録されています!収録曲はamazonの商品ページで確認できますので、ブログ左下のRecommendからどうぞ。

              そして、明日11/21にはいよいよ「新・ロロナのアトリエ はじまりの物語〜アーランドの錬金術士〜」のPS3/PSVita版ゲームソフトが発売!CDもいいけど、ゲームの音楽はやっぱりゲームの中で聴いてこそだと思いますので、皆さんぜひ遊んでみてください!
              これらの商品にはガストショップさんにて各種コンボセットも用意されています。特典もいろいろ用意されてますので、こちらもぜひご利用ください〜!

              | 阿知波大輔 | ロロナのアトリエ | comments(0) | - | - |
              Flora
              0

                 柳麻美さんの1stワンマンライブで披露していただいた曲の解説、いよいよ最後の1曲。
                「リーナのアトリエ」より"Flora"です!

                「リーナのアトリエ」「リーズのアトリエ」」「アニーのアトリエ」に続くニンテンドーDSのアトリエ3作目。キャラクターデザインも前2作と同様に和狸ナオ先生ということで、前作アニーのポップなイメージを引き継ごうという狙いでふたたび柳麻美さんにOP・EDテーマの歌唱をお願いしました。また、両曲のギター・ベースはおなじみDaniさんです。公式サイトの「サウンド」コーナーで2曲のクロスフェードデモが聴けますので記事を読む前にぜひ聴いてみてください!

                OPテーマの"Flora"はゲームでは美しいアニメーションとともに聴くことができます。タイトルの"Flora"はローマ神話の花の女神から。リーナのストーリーは火事で焼けてしまった妖精さんの森の復興ということで、植物に関係する言葉がいいなと思ってこんなタイトルにしました。歌詞もところどころそれを意識してます。

                曲の路線はアニーのアトリエの"Friday"と似ていますが、さすがにリーナはアニーほどお気楽極楽なキャラではないので(笑)多少大人っぽく、スタンダードなビートポップスをイメージしています。まっすぐで前向きな印象を強調するために、サビの頭部分(1番でいうと「かー、なー」の部分)はすべてア行音で組んでみました。柳さんの3声ハモリが超気持ちいい!
                1番と2番の間にギターソロがあるのが僕の作る曲では珍しいパターン。恥ずかしいんですがバラしますと、この曲を作っていた頃ザ・クロマニヨンズの「エイトビート」にドハマリしてまして。「1番と2番の間のマーシーのソロかっこいい!」といつも思っていたので自分もやってみたくなったと。「燃えよドラゴン」観た帰りにヌンチャク買っちゃう少年レベルの単純思考ですな。入りのとこの感じもちょっと似てるような気がするようなしないような。
                この8分音符以下が一個もないシンプル極まりないソロ、一応僕が書いたんですがかなりお気に入りです。実はDaniさんから最初にいただいたテイクはもっと流麗に弾いていただいてたんですが、「スミマセン、もっとギターはじめて3ヶ月くらいの中学生みたいな感じでお願いします!」という無理難題をお願いしました(笑)初々しい感じというか、僕まっすぐしか投げれません!みたいな感じが欲しかったんですよねー。テクニカルプレイヤーのDaniさんにとっては拷問に近いリクエストだったと思います(笑)いつもワガママ聞いていただいてありがとうございます!

                せっかくなので、EDテーマの"Windy"についてもすこし。
                タイトルはアニーのEDテーマ"Shiny"とそろえて気候シリーズ。BGMに「薫風の少女」なんて曲もあるので今回は風ということで。"Shiny"に続いてボーイ・ミーツ・ガールな歌詞と(おっちゃん頑張ったでぇ!)えらくせわしないテンポが特徴です。柳さんの美しい3声ハモリのサビ、Daniさんのベースのドライブ感がすばらしい!
                実はこれもイメージ元曲があって・・えーいこれも恥ずかしいけど晒します!SHANKの"Long for the Blue moon"みたいな雰囲気がいいなーと思って書いた曲です。「全然ちがうじゃねーか!」という突っ込みもごもっとも。FloraにしろWindyにしろ、完成した音源はいろいろとイメージ元とは違いますが、それはゲームの持つ世界観やビジュアルを生かすという方向性のもと、アーティストさんや奏者さん、僕自身の個性を織り交ぜて錬成された結果なわけです。元になるイメージは同じでも素材の個性によってさまざまに違うものができあがってくるというのはアトリエの調合になんとなく似ていておもしろいですね。

                さてさて、これにて柳麻美さん1stワンマンライブで披露していただいた曲の解説は終了ですが、今後の柳さんのご活動も楽しみです!
                いち早い情報は柳さんのブログへGo!

                | 阿知波大輔 | リーナのアトリエ | comments(0) | - | - |
                ARGENTEUM ASTRUM
                0

                   柳麻美さんの1stワンマンライブで披露していただいた曲の解説、3曲目!
                  「フォルクスリート3」より"ARGENTEUM ASTRUM"です!

                  まず収録CDである「フォルクスリート3」について解説させていただきます。
                  このアルバムは「アトリエシリーズ ボーカルコレクション」と銘打たれています。
                  アトリエシリーズのBGMをボーカル曲にアレンジした楽曲を霜月はるかさん、真理絵さん、みずさわゆうきさん、みとせのりこさん、柳麻美さんという5人のボーカリストにそれぞれ2曲ずつ、計10曲のボーカルトラックにインストのボーナストラック2曲を加えた全12曲のアルバムです。単なるボーカルアルバムではなく、BGMのボーカルアレンジ集というのがミソ。
                  「フォルクスリート3」はその名のとおり「フォルクスリート」から続くボーカルアレンジアルバムシリーズの3作目ですが、前作までにはなかった試みとしてバックストーリーが用意されており、このストーリーにそって10曲の楽曲が構成されているという点があります。
                  "ARGENTEUM ASTRUM"はその中で物語が大きく動く場面を想定した曲で、RPGでいうと中締めボス戦みたいなイメージの曲ですね。

                  タイトルの"ARGENTEUM ASTRUM"はラテン語で「銀の星」。オカルトとかに詳しい方はピンとくるかもしれません。近代の魔術師と称されたアレイスター・クロウリーが興した秘密結社の名前ですね。
                  バックストーリーでこの場面に登場するキャラが彼をちょっとだけモデルにしているので、こんなタイトルにしてみました。歌詞にもところどころクロウリーを意識したワードを入れてみたり。本来小二病患者であるところの僕ががんばって背伸びして中ニ病のフリをしてみましたが、まあ板についてないことけたたましいですね(笑)

                  "ARGENTEUM ASTRUM"のアレンジ元になったBGMは"INTRUDER"という曲で、この曲は「リーナのアトリエ」のボス戦BGMです。
                  元曲はニンテンドーDSの内蔵音源ということでゲームゲームした音ですが、作曲者のイメージ的にはメロディックメタルっていうんですか、そういうのだったのでアレンジ版となればメタル的なギターをお願いしなければ!というわけでアトリエファンにはもはや説明不要、最近は日本ファルコムさんのゲームBGMなどでも超かっこいいギターを弾いておられる平松俊紀さんにお願いしました。ベースはこちらもアトリエではおなじみ、プログレバンドKBBtaikaなどでご活躍のマルチプレイヤーDaniさんにお願いしました。
                  なお、アルバムにはボーナストラックとしてリードメロディも平松さんにギターで演奏していただいたギターバージョンも収録されています。こちらもボーカルバージョンとはまた違った味わいで楽しんでいただけると思います。

                  ちなみに僕はたまにこういうメタルっぽい曲を作りますが、実はあまりそういう音楽に詳しくはありません。(というか僕が詳しい音楽ってなんかあるのか・・シブがき隊とか・・)
                  なのでこういう曲をアレンジするときには毎回、ギタリストの平松俊紀さんのアドバイスを頂きつつ二人三脚のようにして進めていくことが多いです。というか平松さんにお任せしてばっかりです(笑)平松さん毎度ありがとうございます!この曲でもバッキング、ソロ、オブリとギターの聴きどころ満載ですね。

                  そして、こんなメタルな曲を誰に歌ってもらえばいいのか?
                  はっきりいってこの曲、歌うの難しいです。もともとがインストBGMでメロディの歌いやすさをあまり考慮していないので、音域が広く速いフレーズも多い。ある意味こちらの不手際で申し訳ないのですが、ボーカリストさんには相当な歌唱技術が要求されます。
                  そこで、収録のたびにその確かな技術と表現力に驚かされた柳麻美さんにお願いすることにしました。さらに舞台裏を明かしますと、デモ段階では調整によって多少歌いやすくしたバージョンのオケも用意していました。で仮歌なども両方録っていただいたりしたのですが、あえて難しいほうのバージョンでお願いしました!
                  曲のイメージ的に切迫感というか、ギリギリの緊張感のようなものがほしかったので、あえて困難な道でお願いしたという一種の賭けだったのですが、柳さんは期待以上のパフォーマンスで応えてくださいました!その結果はぜひアルバムで聴いてみてくださいね。

                  また、柳さんボーカル・平松さんギター・Daniさんベースという組み合わせではこの後にも1曲、"Promised Gemini"という曲を制作しています。
                  これは昨年発売された「アーシャのアトリエ」の雑誌特典DLCに収録された楽曲で「エスカ&ロジーのアトリエ」のガストショップ特典CDにも収録されています。
                  アーシャのアトリエのサブキャラクター、リンカとマリオンの絆をイメージした曲です。
                  こちらもぜひぜひ聴いてみてください!

                  | 阿知波大輔 | フォルクスリート3 | comments(0) | - | - |
                  Friday(後編)
                  0

                    前編から続く!
                     
                    さて、そんなFridayを誰に歌ってもらおうか・・なんて、実は曲を作り始めた時点ですでに決めていました。
                    新進気鋭の実力派シンガー、柳麻美さん。
                    アトリエで初めて柳さんにお願いした歌、マナケミア2のエンディングテーマ"Sail"は落ち着いたバラードでした。今回はうって変わってポップな曲調ですが、不安はまったくありませんでした。それは、前回の"Sail"の収録で実際に柳さんにお会いしたときの明るくて行動的、快活な印象が「アニーのアトリエ」のゲームのイメージにぴったりだったからです。(あともちろん、すごいうまいからってのもあるんですが(笑))
                    はたして大正解。パワーや元気さはもちろん、落ちサビ(「それでダメでも・・」)の慰められるようなやわらかい感じもすばらしいです。

                    柳さんにはこの「アニーのアトリエ」のEDテーマ、"Shiny"も歌っていただきました。
                    せっかくですからこちらもちょっと解説。
                    "Shiny"はアニーのアトリエのBGM「シトラス」をアップテンポにしてヴォーカルアレンジしたものです。歌詞はアトリエには珍しく、ボーイミーツガールというかちょっと恋愛をイメージしたものになっています。で、僕はこういう歌詞について「誰と誰のカップルかはそれぞれの妄想ご想像にお任せします」なんてよく言うんですが・・
                    この"Shiny"に関しては明確に特定します!ハンスとアニーです!ハンアニです!
                    だって歌詞の内容からしてこの二人以外にありえないでしょう!
                    「こわれたような歌」なんて歌詞も手前味噌ながらけっこう気に入っていて、それが柳さんのヴォーカルの表現力を得て歌という形になったものをスタジオで聴いたときは本当に感動しました。毎度思うんですが、この「歌」が誕生する瞬間に立ち会える感動は作詞作曲者ならではの役得ですね。毎回泣きそうになります。というか数回泣いてます(笑)
                    泣く、といえばサビの「泣いて怒って笑う」というところは和狸ナオ先生のバストアップイラストデータの表情バリエーションをパカパカ切り替えていたら浮かんできた歌詞です。そのまんまだな(笑)
                    よく晴れた日なんかにぜひ聴いていただきたい曲です。
                    できればちょっと悪い音のAMラジオとかカセットテープなんかで(笑)

                    そして実はもう一箇所、柳さんの歌?を聴けるところがあります。
                    それはタイトルBGM「虹のかなたの宝島」のイントロの最後、「は〜っ、うっ!」という声。
                    これはこの声だけを収録させていただき、内蔵音源化してBGMに組み込ませていただきました。ちなみにデモ段階ではマンボ・ミュージシャンとして有名なあのパラダイス山元さんのCDからリッピングした声が入っていました(笑)

                    さて本題の"Friday"に戻って、今度はタイトルの解説を。
                    実はタイトルを決めたのは結構後になってからで、短い言葉でスパッとアニーのイメージを表現できる言葉がないかなーと探していたんですね。
                    で、アニーといえば島流し(笑)なので、島を舞台にした物語にちなんでみよう、ということで思い浮かんだのが名作「ロビンソン・クルーソー」。
                    フライデーはロビンソンが出会う原住民の青年の名前です。
                    (といっても名づけたのはロビンソンで、理由は「会ったのが金曜日だったから」(笑))
                    この奔放なフライデーのイメージがなんとなくゲームのイメージに重なって、ここからタイトルをもらいました。それと錬金術の「金」、金曜日の週末にむけてなんとなく心躍る楽しいイメージも重ねています。

                    最後に、歌詞に仕込んだちょっとしたネタばらし。
                    最後のサビで「やるだけやったよ 任せた天よ」という部分があります。
                    アニーのアトリエの対応ハードはニンテンドーDS。「任天」堂DSです。
                    それだけの小ネタでした(笑)

                    | 阿知波大輔 | アニーのアトリエ | comments(0) | - | - |
                    Friday(前編)
                    0

                      柳麻美さんの1stワンマンライブで披露していただいた曲の解説、2曲目!
                      「アニーのアトリエ」より"Friday"です!

                      "Friday"はアニーのアトリエのイメージテーマという位置づけで、広報などで使われてはいるんですけど実は残念ながらゲーム内では聴くことができません。でも制作者としては曲調・歌詞ともにこれがアニーの主題歌!というつもりで作ったので、もう主題歌ということで!

                      さてどこから解説しようかな〜。書きたいことありすぎて・・

                      まずは聴いていただくのがよいでしょう!
                      「アニーのアトリエ」公式サイトのPVでフルバージョンで使用されていますので、どうぞご覧ください!(右下の「プロモーションビデオ」のバナー)
                      ぐうたらアニーとたくさんの仲間が、セラ島のリゾート開発をめぐって織り成すドタバタストーリー。ちなみにこのPVには登場キャラの音声がやたらに挿入されてますが、この台詞をチョイスして編集したのも僕だったりします。普通は広報スタッフさんとかが作業されるんですが、アニーのアトリエには特に思い入れがあったので「やらして!」と(笑)
                      最後らへんとか編集してて楽しかったなあー。

                      そう、実は僕はこの「アニーのアトリエ」がシリーズの中でも特に大好きです。
                      (もちろんアトリエは全タイトル好きなんですが!)
                      キャラの性格付けや立ち位置、行動目的が明確で、和狸ナオ先生のイラストがまたそのイメージとぴったり一致しているのがすばらしいと思います。
                      こういうキャラ立ちが明確なゲームを作るとき、脳内で勝手にキャラが動き出してストーリーができていくなんてことがありますが、アニーはまさにその最たるものでした。実は本編シナリオが完成する前に僕の脳内で「アニーのアトリエ」のストーリー1本分ができてしまい、それをもとに歌やBGMを作っていました(笑)
                      もちろん勝手な脳内妄想をもとに作ってるいわば見切り発車みたいなものですから、実際に完成したゲームに合わなくなる危険性があります。でもアニーのときに限っては、そうやって作っても実際に完成したゲームやキャラ、場面のイメージと大きく外れることはないだろうという確信がありましたし、実際に見当違いだった楽曲もほとんどありませんでした。魅力的で性格のしっかりしたキャラ造形のおかげですね。
                      初代マリーのアトリエ、それからメルルのアトリエのときもそんな感じがありました。共通するのは主人公がずぼらだったり猪突猛進だったり、人間くさい欠点をうまく表現できていることじゃないかなと思ったりします。

                      ゲーム本編に飛んじゃったので、歌に話題を戻して。
                      曲調としてはアトリエシリーズには珍しいパンキッシュな感じのポップです。
                      アトリエといえば民族調、エスノ、しっとり・・というイメージが先行しますが、アニーの場合主人公が主人公ですから(笑)もちろん主人公のキャラだけではなくゲーム全体の雰囲気やサブキャラを含む和狸ナオ先生のイラストから僕がイメージしたのがこんな曲調だったわけです。

                      歌詞も明るくポップでちょっとデタラメで、僕はこういう歌詞を書いているときが一番楽しいです。言葉を選ぶにも普段の話し言葉とかに近いイメージで親近感がわきますね。
                      「勇気と愛とお金とアレと、あたしがいれば大丈夫」なんて、いいなあ。自画自賛。
                      アレって何だよ(笑)

                      うおー長くなってきた、でもまだ書きたいこといっぱいある!延長やむなし、後編に続く!

                      | 阿知波大輔 | アニーのアトリエ | comments(0) | - | - |